2011年3月14日月曜日

We are here to stay

人生は不思議なものです。ある日、お客様とカンファレンスでお会いし、翌日、その方々の安否を確認することとなりました。大惨事が起きた3月11日金曜日は、今後決して忘れることのできない日となるでしょう。亡くなられた方々にお悔やみを申し上げるとともに、被災されたお客様、パートナー様及び一般の方々に、心からお見舞い申し上げます。

私たちグラフィソフトジャパンは全従業員が無事であり、本日のオフィスは日常に近いものでした。数名は交通機関の影響により遅延となりましたが、皆、通常業務をし、サポート電話はいつもと同じように忙しかったです。また、オフィスの隅の音を消したテレビで、終日ニュースが報道されていましたが、社員は誰も見ていないようでした。私にとって、日本人のこういった対応は心強いものです。危険があることを認識しながらも、今できる最善のことは、パニックに陥らず、普段通り仕事をすることだと、皆が認識しているのです。

日本と欧米のメディアの両方に耳を傾けていましたが、世界では、地震や津波の恐ろしい画像や映像にショックを受けているのはもちろんですが、それと同じくらい、日本人の穏やかな回復力に驚いているようです。

私たちは仕事を続けます。また、私自身としては日本で皆さんと一緒に仕事を続けることを決心しています。グラフィソフト社は物事が良い方向に向いている時にだけ日本のホスピタリティとビジネスチャンスを満喫したいというような会社ではありません。私たちは厳しい状況のときにもここに留まります。今は、こういった状況ですが、私たちは良い時代が戻ってくると確信し、皆様と協力して参ります。

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